跡部様の成長記録⑥〜手塚戦前編〜
⑤からの続きです
長くなるので前後編になります。
とうとう手塚vs跡部 部長同士の頂上対決です。
氷帝の恒例行事から始まります。
生粋の目立ちたがり屋、跡部景吾登場。
ちなみにこの氷帝コール、自分で考えたらしい。(ファンブック情報)
夜中にポーズとか掛け声のタイミングをひっそりシミュレーションしてるんだと思うと、中学生らしくてカワイイ。
そして手塚が意外と優しい。
コールが終わるまで待っててくれたんですね。
さて試合開始です。
後半にいくに従って一挙手一投足で語らずとも二人の感情が読み取れるような描写が強くなり、セリフが無くともアツい試合展開が分かります。
ギュパアアッ
効果音が気になりますが...
このショットは手塚のラケットを弾きます。
からの....
初見の私→ え?笑
今の私 → やっぱ跡部かっこいいわ
記念すべき「俺美技」初登場回です。
ちなみにこれが144話の最後のコマなので、当時本誌で読んでいるファンはさぞかし続きが気になったでしょうね。美技て。
跡部は美技とかお高くとまってる癖に口が悪く、ワイルドな所が魅力のひとつ。
ありがとよ。
こちらはこの試合のメイン解説者、山吹中のラッキー千石くん。
今やかなり仲間思いのアツいキャラ(&ネタキャラ)で改変がかかった跡部ですが
初期は実力者のヒールとして良い役割をしてくれています。
全国で悪役のお株は全て比嘉中に持っていかれますが。
その尊大で見下し癖のある性格は、出来るだけ直さないまま突き進んで欲しいものです。
そしてご存知インサイト。初出
この頃の跡部も、まさか骨まで透けて見えるようになるとは思いもしなかったであろう。
欲目ですがこのコードボールを追う体制の跡部かっこ良くないですか??????!
そしてジャックナイフ!
千石戦の桃城の技ですが、跡部クラスになると無我の境地も「素で出来る」らしいので
これくらいはきっと造作もないのでしょう。
ノリノリの跡部様。
しかしそこは手塚、もちろん一筋縄ではいきません。
手塚ゾーン
腕の負担は半端ないが、フットワークとか必要ない最強技。
テニプリ界では大体何かしらの回転をかければ、うまい感じですごい技がでたり、
相手の技を無効化できます。
打たされていましたが、それで焦る跡部ではございません。
跡部名物 大声の高笑い。
この高笑いの流れはこれからも何回かあります。
集中線の勢いと吹き出しから察するにかなり声張ってそうで、逆にこっちが笑える。
良い悪役の目をしている。
この時のキラキラお目々の跡部はもういない...
ここから
悪役としての跡部
一人のテニスプレイヤーとしての跡部
手塚のライバルとしての跡部
3つが一気に垣間見れる名試合です。
ちなみに手塚サイドで見ても死ぬほど格好良いので、
初見は本当にどっちが勝つか分からない手に汗握る展開でした。
⑦に続く....
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〈おまけ〉
跡部親衛隊(?)もこの試合が初登場。
左下のおかっぱが私ね。