跡部様の成長記録⑧〜手塚戦後編〜
⑦からの続きです。
関東手塚戦クライマックス。
この試合の興奮を文字で伝えようとすると、
どうしても気持ちわるい書き方になること、ご容赦ください。
持久戦によってとうとう肩に限界がきた手塚。
跡部の思惑通りにことが運び始めます。
心配して駆け寄ってくる部員に対してこの一言。
今までクールだった手塚が見せた熱い一面です。
ちなみに、手塚の感情があらわになるシーンは本編でもほっっっとんどありません。
なんてったって全国優勝の時もうっすら笑う程度ですから。
だからこそこの手塚vs跡部戦は名戦なのです。
跡部のやつ...ちっとも嬉しそうじゃねぇ
初登場のナンパの王様の彼を見て、こんな真剣にテニスをする姿を誰が想像できたでしょうか!?!!?!?
初のバレンタインチョコランキングはカルピンにも負けてましたよ??
くっそーかっこいい。
跡部様の成長記録と銘打っておりますが、
この試合は手塚・青学サイドも死ぬほどカッコイイのです。
このシーンもテニプリ史上屈指の名場面ではないでしょうか??
手塚...お前...熱い男だったんだな...
中学の3年間でなんでこんな感情(表情筋)を奪われたんや。
こんな真剣な試合の時に言うことではありませんが、
ハーフパンツの長さが気になります。短くない??
ガッツポーズしよるでこの男!!!!
ホント、こんな熱い手塚が見れるのは跡部戦だけ!
手塚のサーブですが、やはり肩は上がらない様子...
サービスがとれないので、タイブレークは圧倒的不利。
跡部はというと再度ジャックナイフで応戦です。
ジャンプした時の足の感じが最高。
そして跡部のこのモノローグ!!!
ハァーーーーーーーー?なんなん。
めっちゃかっこいいんですけどこの人...
トリミングの場所全然選べなかった...ホント名シーンすぎて...
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私は...私は思い違いをしていたようだ。
跡部、お前はもっとかませ役で傲慢な奴だと思っていた。
まさかこんな姿の...
こんな熱い貴様の姿を見ることになるとは思わなかった。
跡部がテニスに懸ける思いを 私は読みきれなかった!
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中学生のテニス大会で、現段階で記録されている男子シングルス最長のタイブレークに並んでおります。(浅い知識なので誤りがあったらすみません)
そして....!
零式ドロップ!
ラケットヘッドが3.2ミリ下がったら零式です。ミリ単位て。
!?!?
うわああああああ
この男ネット際まで必死に拾いにきてますよおおおお!!!!
体を張って返球した跡部!
肩の影響もあって、零式も本来の軌道を描けなかった様子。
しかし、この体制では...ベースライン付近に落とされたら終わりです。
顔からも焦りが伝わります..!
手塚の放ったボールは....!?!?
ネッ....ト
ネット...
そう、試合を制したのは
まさかの跡部!!!
手塚の雄姿を言葉無く誉めたたえる跡部...
アツい。この男想像以上にアツすぎる...。
手塚もちょっとびっくりしてる風なのが良いですね。
補欠にリョーマが入っていたため、手塚が勝つか跡部が勝つかはギリギリまで読めない試合だったのですが、個人的にはリョーマが公式戦で負ける前に手塚が負けることは無いかなーと踏んでいたので、個人的には意外な展開でした。
手塚はのちにネットしたボールが鯉の滝のぼりよろしく駆け上がり、相手のコートに落ちるという技を身につけているので、全国大会であたっていた場合、最後の打球で跡部が負けていた可能性大です。
試合前はあれだけ派手なパフォーマンスをしておきながら、
勝った後は多くを語らないとか...
こうして跡部景吾のギャップに、まんまとオトされたわけです。
この後、補欠戦で敗れた氷帝学園は奇しくも初戦敗退となるわけですが、
開催地枠で全国行きを手にするのことから、跡部のみならず氷帝がいかに当時人気だったかを考えさせられます。
そりゃーこの試合見せられたらね。
みんな好きになるよね。
ダブルス組のビジュアル面もハマったんだろうなーと思います。
当時を知らないのでこの辺りは想像の範疇なのですが。
実際は連載中どれくらい盛り上がっていたんでしょう??
ちなみに補欠戦の日吉は可哀想の一言に尽きる。
お前はなーんも悪くねえ。
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《おまけ》
ちなみにこの試合で放たれるセリフが
テニプリ☆パラダイス と言うキャラソンの2番の歌詞にあるのですが、
メロディーや合いの手はかなり電波なのに
無性に感動するのです。
悔しさすら覚えるレベル。
《歌詞一部抜粋》
あえて持久戦挑んでた
戻れまだ試合は終わってない
俺に勝っといて負けんな
俺は負けない
思い違いしていた様だ
この試合は無二のものとなる
突っ走れパラダイス
そして私はここから、テニプリキャラソンを聴き漁るようになります。
ホント、テニプリって怖いね。