30歳を目前に跡部景吾にオトされた元一般人のブログ

アラサーでオタクデビューした女のオタ活備忘録

「跡部景吾に解釈違いは存在しない」に感銘を受けた話

今週「解釈違い」というキーワードがツイッターで話題になっていましたね。

 

その中で、テニプリは「跡部の坊主事件」が公式とファンとの間に大きな解釈のズレがあったという意見をちらほら見かけました。

 

いやいや、何が解釈違いなものか。

跡部が自分からふっかけた勝負を破ることの方が大きな解釈違いだし、

ましてや坊主回避のために、あの流れで跡部が勝つなんてことは

氷帝ファンの目からしてもあってはならないことだと思う。

意識のない相手の髪を独断で刈るというリョーマの行動に当時大きな反感があったことも重々承知の上だが、

しかしそれもまた、解釈違いではない。

やや悪人めいたそれこそがテニプリの主人公、越前リョーマだから。

そして我らが跡部は原作無印上では完璧に悪役なのだ。

 

なんなら、その後ファンの心情を救済するために元の髪に戻った(ズラをかぶった)

跡部の方が彼の性格を考えるとありえない展開なのではないだろうか?

約束を破ってヅラをかぶれという方が、自分の敗北を受け入れていないようで

「あの自尊心の高い跡部がOKするか心配やわ...by忍足」案件だ。

 

当時はとても言える状況ではなかった...という意見もツイッター上でお見受けしたので

2018年初めてテニプリにハマったファンから言わせてもらおう。

御髪の短い跡部様もめっちゃかっこいいやん?????

 

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ここから新テニまでで徐々に髪が伸びていく...

なんて展開もあっても良かったなあと思う。

どうせ全国大会のリョーマ戦後はそこまで出番はなかったし。

アニメでは良い改変をされ、意識を取り戻して自ら散髪した跡部

これが原作であれば、当時作者に剃刀を送るまでの事件にはならなかったのだろうか?

 

 

・・・さて、ここでこのブログのタイトルに触れる。

跡部景吾に解釈違いは存在しない」

このフレーズは

跡部の声優、諏訪部順一さんが2018年ジャンプフェスタで放った一言だそう。

(現場にいなかったのでツイッターから拝借致します)

 

 

 当方、声優さんの事情にも疎い新参者ではありますが、

いやー本当にさすがだと思いました...。諏訪部さんが声優で本当に良かった。

この一言に私の言いたい事全てが詰まっておりました。

2018年からテニプリ原作を読み、アニメ・キャラソンテニミュ・ゲームなど

なんとか急いで追いかけている状態(現在進行形)だが、

跡部景吾の魅力は、解釈違いをもろともしない圧倒的キャラクター性にあると思っている。

 

アニプリ発祥?の跡部=薔薇のイメージ

・なるほどSUNDAYじゃねーの

・笑えるくらいの大財閥の御曹司という設定

・ネタ系のキャラソンの数々

 

どれも本来の設定から考えると解釈違い甚だしいが、

全て吸収し魅力に変える跡部景吾...

最高じゃねーの?

 

坊主事件を乗り越えた跡部に、もはや怖いものは何も無いのかもしれない。

 

そう。

跡部景吾に解釈違いは存在しない。

解釈が跡部景吾についてくるのである...(謎の哲学)