新参者がテニスの王子様実写映画の見所を語る
様々な公式からの供給で
テニスの王子様ファンの方はお忙しい日々を過ごされてると存じます。
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さて、かなり唐突ですが、本日は
実写映画 テニスの王子様について語らせて下さい。
こちら、かなり賛否両論の作品のようですが
新参者的にはこれはこれで違う趣として楽しめましたのでオススメしています。
ただ、氷帝、特に日吉ファンの方には確かに残念な作りになっておりますのでご注意を。
おそらく跡部ファンにももどかしい映画なのでしょうが...。
私は多分、
跡部景吾と名のつく公式のものなら全て受け入れられる身体の作りになっているので大丈夫でした。
むしろ、めちゃくちゃ面白かったです。
【実写版 テニスの王子様の見所をまとめてみた】
※ネタバレも含まれるのでご注意ください
※新参者の知識のため、補足大歓迎です
※画像は、当作品実写映画テニスの王子様から引用させていただきました。
本郷奏多演じる越前リョーマが素晴らしい
可愛さと生意気さとかっこよさが兼ね備えられた、理想のリョーマでした。
無愛想な感じもGOOD。たまに見せる子供らしい茶目っ気もGOOD。
こちらの実写版では、リョーマがなかなか青学メンバーに馴染まないというストーリー展開なのですが、それもまたリアリティがあって自然と受け入れられましたね。
テニミュ二代目青学メンバーの演技が素晴らしい
リョーマ以外の青学レギュラー陣はテニミュ二代目のメンバーで固められているそうなのですが、全体的に違和感のない演技だったように思えます。
桃城の良い兄ちゃん感と、リアル中学生っぽい乾が私はお気に入りです。
みなさんビジュアル面では公式と差異はあるものの、
「こういう見方もアリだな」と思わせてくれる良い役作りでした。
トンデモ演出とリアリティのバランスが素晴らしい
もちろんテニスの王子様なので、ガットが破れたりは当たり前ですよね?
そこは実写版だからといってリアルテニスにはなりません。
しかし、零式ドロップや手塚ゾーンの演出は見事だったように思えます。
私がいろんなものを見過ぎで、麻痺しているだけかもしれませんが...
とにかく氷帝学園が面白すぎる
本題です。我らが氷帝学園がとにかく面白いんです。
も〜〜爆笑なんです。特に演出が。
正直、各キャラクターも全くフィーチャーされてませんし、演技も青学と比べると気になるポイントも多数...ビジュアルもほとんど似てないのですが、この映画でそこを求めてはなりません。
見るべきポイントは氷帝学園の演出です。
まずはご紹介しましょう。
この旧キムタク風のイケメンが我らが跡部景吾です。ホクロはありません。
跡部を雌猫から守る氷帝レギュラー
まずは氷帝の登場シーン。送迎の車から降りる跡部を樺地が出迎えます。
周りには大勢の雌猫たち...
も〜〜最高に面白いしかっこいい。
テニミュでも原作でも、すっかり女キャラが出なくなってしまったので
推しが黄色い声援に囲まれてるの見るとほっこりします。
そして氷帝メンバーの無言の連携プレイがじわじわ笑えてきます。
跡部筆頭に大勢でランニングする氷帝テニス部
氷帝学園での練習の様子もあるのですが、
これもまた最高なんですよ。
まず跡部が一人でランニング。そして後を追う形で氷帝レギュラー陣。
まあこれだけでも
何やってんねん
ってニヤニヤしちゃいますよね。
しかしここからさらに...
200人の部員が合流。
もう笑かせてくれるなとしか言いようがない。
そしてどうでも良いけど樺地が格好いいんですよ...。
キャラソンで「俺たちは群れな〜い〜」と歌ってますが、
レギュラー陣は比較的跡部についていってるようです。
勇ましくチャラく氷帝コールで煽る跡部
これは、是非実際DVDで見ていただきたいのですが...
この跡部の氷帝コールメッッッチャクチャ格好良いんですよ...
原作の跡部は静で優雅だとすると、
この実写劇場版の跡部は動で等身大といった感じでしょうか...
跡部が指差すとそのスタンドの雌猫が次々にスタンディングオベイションしていくのです。
全く傾向は違うのに、キングで目立ちたがり屋感は出てるんですよね。
これは、どこかで逆輸入していただきたいくらいです。
日吉若、不遇の道を極める
しかし面白いことばかりではありません...
個人的に一番ショッキングだったこと。
それは、氷帝レギュラーの中で、なんと...
日吉若だけ出番がないのです。
代わりに、檜垣というやや赤也要素のあるキャラクターがシングルスでリョーマと当たることになります。
この公式との改変は確かにファンにはもどかしいでしょうね。
実はこの作品では、勝敗が原作とは違います。
そのおかげで、負けているキャラが勝つ姿が見れたりと、ちょっと新鮮の気持ちにさせてくれるのですが...そんな中、出番すら与えられない日吉。
可哀想可愛いというジャンルで殿堂入りを果たしてもおかしくないと思います。
余談ですがこの氷帝メンバー。
何度見ても、岳人、鳳、ジローの見分けがつかない。
そして、この忍足。初期の文学少年っぽい感じで理想です。
実はあの方たちも登場している
なんてことないチョイ役にまさかの斎藤工。
この伊武は、テニミュ初代平古場役の方だそう。
要所要所に、サプライズがあります。
私が気づいてないだけで、実はもっと見所があるのでしょう。
新参者にとっては、全てが新しい情報なので新鮮なのですが
ファン歴が長い方でも改めて振り返ると新たな発見があるやもしれません。
20周年となり供給過多なテニプリ。
今一度過去の作品にももっと触れてみたいものですね。