跡部様の成長記録⑦〜手塚戦中編〜
⑥からの続きです
前回、前後編にするとか言ってましたが、
私自身が書いてて熱くなりすぎて、3パートに分けました。
試合はシーソゲーム。
手塚の腕が万全でないことを見抜いた跡部ですが、今度は押され始めます。
しかしスカした態度のこの男。
手塚が性急に攻めてきていることに対してこの強気な発言。
宍戸のレギュラー復帰時にも思ったことですが、
一応敬語は使える模様。安心しました。
油断はするな!
榊監督からのありがたいお言葉。
本当に氷帝学園は油断しがちですから。
こんな高飛車なもの言いですが、
おそらく跡部の場合は油断していないと思われます。
彼の辞書に謙虚、謙遜という言葉が無いだけ。
その辺りはちょっとリョーマにも似てるかな。
真田に「たまらんスマッシュ」と言わせしめた、あの技です。
これが跡部の美技「破滅への輪舞曲」の初出シーンになります。
(回想ですが)
ご存知の方が多いと思うので簡単な説明になりますが、
①1打目でグリップに当てラケットを弾き
②戻ってきた球でスマッシュを打つ
2段階のスマッシュ技です。
とか言ってるうちに跡部にチャンスボールが!
ロブが上がります。
破滅への輪舞曲なるか!?と思いきや...
スマッシュを打たない!?
あえて試合を長引かせ、手塚の肩を致命傷に追い込む戦略です。
この悪役的思想、嫌いじゃない。
そしてこの男、見かけに反してスタミナおばけ。
新テニ含む試合でも大体タイブレークにもつれ込むことが多いです。
(実は跡部自身が早く決めきれないのでは?とも思いますが...笑)
しかし、この泥臭いテニスこそが跡部の一番の魅力!!
持久戦になれば選手生命の危機、
焦って攻めればスキをつかれる、
青学サイドを窮地に追い込む悪役跡部。
彼も全国区の実力者であることが分かります。
この楽しそうにテニスをするお姿
跡部は全国ではリョーマと当たりますが、手塚戦が一番イキイキしているように思えます。
またもニヤリと...
完全に試合を支配したかと思えた跡部ですが...
なんと手塚は真っ向から持久戦を挑んできます!
跡部的には予想外の展開だったでしょう。
自分の腕と引き換えに、青学の勝利にかける手塚の心意気...最高の試合展開。
手塚に対する絶叫シーンは、全国リョーマ戦でもお楽しみいただけます。
このコマは手塚が地味にスルーしてて笑うところ。
手塚は木手といい跡部といい、絶叫されるシーンが多いですね。
手塚も限界のはずですが、ここで更に攻めてきます。
伝家の宝刀「零式ドロップ」!!!!
こいつ...不死身かーーーーっ!
テニプリ無印で跡部で名シーンランキングを作れと言われたら、ベスト5には食い込んでくる一コマ。
相手をいたぶる一方で、試合に対するこの真剣な姿勢よ...
何度も言うようですが、この口の悪さもまた良いのです。
跡部はやっぱりテニスしている姿が一番かっこいい!!!
そしてとうとう打つ...!
が、しかし!!!
手塚はギリギリラケットの面に当ててクリア!!!
...というか。
実は「破滅への輪舞曲」
無印本筋の公式戦で決まった描写がありません!!
こんな映える技なのに...!
後半は日常茶飯事的にラケットが弾け飛んだり、ガットに穴が空いたり、
あまつさえ人が吹き飛んだりするので...
輪舞曲はまだ現実味帯びた良い技だと思うんですけれどねえ...!
しかも返球した球は手塚ゾーンに阻まれます。
手塚の強キャラ感ハンパない。
実際強キャラですが。しかも冷静なのがより圧倒されるんですよね。
テニプリ自体が、クールキャラのが待遇も良いのも関係しているかもしれません。
持ちこたえてくれ...
と自身の肩に祈りを込める手塚でしたが...
あああああああ!
どうなる青学部長...!!!!!
次回に続きます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
〈おまけ〉
こちら中二のJr選抜時の跡部様なのですが、
御髪が少し短くてかわいい。
個人的にはこの時の髪型がベストofベスト。
ニヤ...笑