跡部様の成長記録④〜宍戸復活編〜
跡部様の成長記録③〜氷帝集合編〜
②からの続きです
ここから全国まで、かなりご活躍されるので書き方が悩ましいところです。
ひとまず今回は14巻
Genius117-挑む心
Genius118-新青学最強軍団誕生
Genius119-ライバル集結
までをまとめて。
続きを読む
努力と甘さとエンタテイメントの男、跡部。
早速ですがざっくりと跡部景吾の魅力ポイントを原作にのっとってまとめてみました。
正直これだけでは語り尽くせない。
■美しさと泥臭さ
原作を読んだ人なら十二分に分かっていると思うが、跡部の最大の魅力は見かけによらず大の努力家ということ。
幼少期イギリスで日本人という体格のハンデを背負った跡部は、相手の弱点を見抜く「インサイト」を身につける。そして何より魅力的なのは、持久戦を得意とする無尽蔵のスタミナだ。破滅への輪舞曲などの「美技」が目立ちがちだが、割と泥臭めので現実的なプレースタイルの持ち主。(対リョーマ戦のタイブレークのスコア 驚異の 117-119)
天才はびこるテニプリ界の中で彼が決して天才では無いと思い知らされる。
尊大で傲慢な態度は笑っちゃうほど鼻につくが、努力に裏打ちされた自信が彼をそうさせているのだ。しかも生徒会長で苦手科目はなし。こいつは鉄人か?(テニプリの部長クラスはこれくらいハイスペックは基本のようですが...)
しかも手塚戦でのセリフがこれまた熱い。
勝利への執念と勝利後の手塚への賞賛。跡部はただのスカしたナルシスト野郎ではない、テニスにひたむきで熱い男だと感じられるのだ。素敵です。
■そして意外と仲間思い。しかし過信がすぎますよ。
彼は努力を努力と感じず追い込むことが出来、財力の中でも溺れずうまくそれを利用することができるのだろう。多少横暴なところはあるが、宍戸のレギュラー復帰を監督に口添えしたり、樺地を気遣ったり、リョーマの捜索にヘリを飛ばしたり、仲間思いな一面もうかがえる。部員の試合中も手厚く褒めちぎる。
普段寝てばかりの芥川が氷帝No2だったり、天才と呼ばれる忍足が桃城に辛勝(しかもダブルスでは鳳宍戸ペアにも負けている)、宍戸と滝のレギュラー争い、スタミナの無い選手が多いなど....
準レギュラーもダビデに100人斬りされているし....
地区大会でも舐めきって不動峰に足元掬われているところからみると、自分のことは過信しても部員の細部まで目が行き届かないのか、愛ゆえなのか。(榊監督の采配の問題もあると思う)
手塚や幸村(の手足である真田)のような厳格な指導者というわけでは無さそうだ。
敗者切り捨ての方針が裏目に出たか?
しかし結果的に、そういうリアルさも跡部や氷帝の魅力ポイントで良い。
欠点も全肯定させる魅力が跡部景吾にはある。
■笑いの神にも愛された男
イケメン、金持ち、テニスが上手い、成績優秀、部員思い(?)ときてこの男、
さらに面白いときている。
(本人は笑わせているつもりがないのが更に良い)
跡部の面白シーンといえば「なるほどSUNDAYじゃねーの」が有名なところだが、高笑いの声はでかすぎるし、笑えるほどド派手な氷帝コールからの衝撃のあの決め台詞....トンデモテニスによる笑いの供給過多によって、我々も完全に麻痺してしまってるが、原作跡部もじわじわとした笑いを届けてくれる。
氷帝部員や他校の選手からもあまり好かれてなさそうなのが良い。
現実的にみたらきっと、実力があっても跡部みたいなタイプは男友達に嫌われるよね。
(これを「かわいそカワイイ」というジャンルでよんでいる)
アニメや新テニで記憶が風化している今こそ、もう一度初期跡部様を見直してみてほしい。新たな発見があって面白い。
跡部景吾を語る前に
◼︎とにかく誰かに話したい。
跡部景吾を語る前にまず、このブログを始めた経緯を聞いて欲しい。
テニプリを読破した私はとにかく
この熱いパッションを誰かに聞いて欲しい...!
という思いを胸に、過去テニプリを読んでいたor漫画知識のある友人に話をふっていった。しかし時の流れは残酷であった。
◼︎今更テニプリ?オワコンでしょ?
まずこれだ。完全にみんな「過ぎ去った青春の思い出」なのだ。
というか自分自身もオタクコンテンツに疎かったものだから、
テニプリの公式の供給の多さに驚いた。
漫画、アニメ、映画、ミュージカル、ゲーム、キャラクターソング、VRなど
ここまでエンターテイメントを網羅している漫画も珍しい。テニプリは凄いぞ!
しかし、それを熱く語れる友人がいないのだ。
私自身も今まで興味なく、そういった友人関係を築いていなかったのだから仕方ない。
◼︎新のオタクからは愛のあるお叱り
友人のひとりにはこんなことも言われた。
「いや、ひなさんオタクちゃうやん!まず消費行動をしないでしょ?自分の推しキャラにお金を使わないとオタクとは言えないよ!」
これは耳が痛いお言葉。
そう、テニプリ大好き!ではあるが、漫画喫茶で読んだレベルだしアニメやミュージカルもレンタルで一部見た程度。
原作はweb漫画で購入しているけど....!
オタクじゃないと漫画の話したらアカンのか?
◼︎ブログ開設=欲求不満
つまるところ、自分のテニプリ熱を発散するためにブログ開設した、
というのがストレートな回答。
ちなみに日々、こんなグラフや関東大会のオリジナルトーナメントを作成して妄想するのが趣味になってきている。そのはけ口も兼ねて....
新テニまでまだ追いきれてない(というか関東大会・全国大会が面白すぎてそこをずっと読んでいる)ので情報はかなり遅れてますが。
逆にまだまだ楽しめる要素が残っているテニプリすごい。
考察や個人的見解もバンバン書いていくつもりです。
批判でもなんでも皆様のご意見お聞きしたいので是非是非。
あ〜何から書こうか楽しみでしょうがない。
30歳にして初めて跡部景吾に出会う
▪︎初めてのテニプリ読破…その先に待っていたもの
時間つぶしに入った漫画喫茶。
普段漫画は読む機会が少ないが「中学の時に流行ってたよな」という軽い気持ちで手を出したのがきっかけだった。もともとスポーツ観戦は好きだったからか、みるみるうちにハマるハマる。
山吹戦、亜久津とリョーマの試合を見終える頃には
「ヤベーーーーテニプリ超おもしれーーーーー!」状態となっていた。
そして関東大会、全国とコマを進める青学レギュラーを端目に、私は一人の男に目が離せなくなる
かっこいい以外の言葉が出ない。
約一ヶ月で漫画アニメ業界に疎かった私が、
いわゆる「雌猫」に落とされてしまった。
そして今こうしてブログを書いている。
30歳を目前にして。これは....やばいぞ。