跡部様の成長記録②〜油断編〜
①からの続きです。
9巻掲載の Genius77 第1シードの氷帝学園ダークホースの不動峰より。
タイトルからもすでに氷帝がやらかしちゃってる感じします。
神尾はまだストリートテニスのことを引きずってる様子。
負けたダブルスを叱咤し出てきたのは...
みんな大好き宍戸さん(長髪ver)
ただ、もれなく宍戸さんもなんかちょっと嫌な奴です。
というか、初期は本当に氷帝自体がかませ校として描かれているような節があるので
みんな割と嫌な奴に見えます。
このセリフ、まさか自分に返ってくるとはこの時思ってもみなかっただろうな...
と思うとちょっと切ない気持ちに。
宍戸の対戦相手は主将橘。序盤は優勢かと思われましたが...
さすが元九州二翼、全国区橘は強かった....
「・・・。」
なんと正レギュラーでありながらストレート負け...
この寂しい背中...(最新のファンブックでは激いじられてましたね)
油断も多少あったでしょうが、悲しいかなそれよりも実力の違いがあったと感じさせられる結末です...きっとプライドはズタズタのはず。
数ページ前の溌剌とした宍戸を見ると胸が痛いです。
宍戸もかなり好きなキャラクターでして、努力してもある程度伸び代に限界があり、最強プレイヤーになり得ないところが人間くさくて魅力的だな、と!
初期はただのビッグマウスの輩感ありますが、鳳とのD1以降は面倒見の良いお兄ちゃんという印象。
泥くさいキャラを確立しすぎて、新テニでも不遇が多いようですが...
さて宍戸の話をしだすと長くなるので...
本題のあのお方に戻ります。
我らが跡部様。
なんか女の子みたいな顔してるな。
部員から宍戸が負けたとの報告を受けたのでしょう。
...からのこちら。
あなた油断しすぎ。
無名校だからノーマークだったーーーー
じゃないよ!笑
ちょっと悔しそう?残念そう?な表情にも見えますが、
跡部が好きすぎて一周まわってこの流れは笑えます。
敵である橘の戦略は認めてあげてるのが、跡部の良いところ。やられたぜ!
S3の結果はマジで見ないであげてください。
そしていやに前向き。
切り替えられるでしょう。
そしてここから、不動峰屈指の名シーン。
か、か、か、かっこいい〜〜〜!!!!(不動峰が)
神尾のニヤニヤが一矢報いた嬉しさを隠しきれてなくて良いですね。
こんなこと言われてはさすがの跡部もこの表情
大丈夫。関東大会ではあなたもびっくりするくらい格好良いから。
序盤「嫌な奴」スタートも、後半跡部にハマるための重要なスパイスです!
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〈おまけ〉
ちなみに9巻は宍戸・跡部に続き、もう一人プライドを傷つけられた選手が。
この時の不二の天才神話はすごかったですね!
後半、天才選手のオンパレードになってしまったが悔やまれます...
観月は油断というより慢心かな。
なんて無駄のないテニスだ!!
観月もそう評されていたのか。
全国で不二は、本家無駄の無いテニスの男に敗北を喫します。
描写が被ったのは偶然だと思いますが、なんだかグッときました。
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